自己PR文での長所
自己PR文で長所として書けることは、業務上で何らかのメリットがある個人の特性や特技、知識、学歴、職歴、資格、免許などです。中でも個人の特性で長所となり得るものは、誰でも何かしら持っているものです。
例えば、粘り強い、忍耐強い、思考が前向きなどといった性格面のことは、どんな仕事でも長所になります。体力がある、マッチョ、高身長、スマート、脚が長い、美貌などのフィジカル面のことは、職種によって大きな武器になります。
もっとも身近な個人の特性として、明るい性格、明るい笑顔といったものは、一般に長所と見做されています。
自己PR文で長所として書けることがどうしても見つからない人は、志望企業やその業種・職種で一般的に行なわれている業務・活動の様子を写真やビデオで見ながら、自分に向いている、自分に似合っていると思うシーンを探し出して見ましょう。
自己PR文を書く時
自己PR文を書くときは、まず、書くべき内容を良く整理してみましょう。それは、言うまでもなく、自分のセールスポイントです。書くべきセールスポイントが一つだけしか思い付かなかったときは、その1点だけを集中的に書きます。
複数のセールスポイントがある場合は、その中でどれがもっとも大切かを考えて主題とし、主題の1点にウェイトを置いて、後はそれに副えて書き足す程度の扱いにします。
セールスポイントを他人にアピールしたいときは、それが何項目あったとしても、たった1点に絞り込むことがもっとも効果的な表現方法です。
1回のアピールで人が受ける好印象や感動はたった一つであり、その好印象や感動をできるだけ大きくしたいのであれば、もっとも期待できるセールスポイントに最大限のスペースと文字数を使うべきです。
もし、セールスポイントすべてを均等に表現したら、読み手の関心は分散され、受ける印象は遥かに弱いものとなります。